ごぶさたしております。
お久しぶりです。あれよあれよという間に時は流れ、気づけば、もう2020年も終わろうとしております。自分事ですが、いろんなことがありました。結婚そして子供の誕生。学校の先生をやめて3年。人生は波乱に満ちていて、まだまだ知らないことだらけです。
さて、自分事はこのぐらいにしまして、昔乗っていた想いでの車と久しぶりに出会い、思わず仕入れてしまいました。オルタネーターがダメだったり、内装がやれていたりと来るなりに補修・修理に出てますが、この車には、今売られている車にはない、魅力がたくさん詰まっています。
この車メーカー、歴史は古く、今から70年前の1947年にイギリス・ブラックプールに誕生しました。小型スポーツカーの製造を得意とし、1990年代には同国で最大の独立したスポーツカー・メーカーとなりました。何より、この車が好きなところ、それは、このメーカーの「スポーツカーは、大馬力で軽量であればそれでいい」という考えかたです。今回仕入れた車もまたしかり、マルチチューブラースペースフレームに軽いFRPボディを被せ、自社製3.6L直6DOHC「SpeedSix(このスピードシックと呼ばれるエンジンがかっこいいのです。ドライサンプで、パワーは350PS!!)FRレイアウト。今の車ならどんな車にもついてくる、エアバッグすらありませんし、当然、ABS、TCS等の安全装備や電子デバイスは一切搭載されていません。でもミッションは5速MTで、LSDが標準装備されています。また、こういった走りの面では硬派なのですが、室内の空間がまた他のどんな車にも似ていないかっこよいのです。アナログ式スピードメーターとタコメーター(反対に針が動きます)以外にも、スイッチ1つで切り替え可能な液晶ディスプレイやシフトインジケーターも備えており、ドアハンドが内外にはなく、初めての人はどうやって乗り降りしていいのかわからない造りになっています。何から何までも特別感満載のこの1台。さて、みなさんなんという車かお分かりですか?