ボルト&ナッツ

Galleryギャラリー

Blogブログ

地球にやさしいのは? パート2

前回に続きまして、EVについて考えてみましょう。

前回は簡単に言いますと、地球温暖化は真実でなく、化石燃料の

ちょっと前にボルボが発表したライフサイクルCO2排出量のデータをもとに話しますと、(ライフサイクルCO2:自動車の製造時から運転・廃棄時までを含めて計算したCO2の量のこと。)EVは製造時のCO2排出量が内燃機関エンジンの倍近くになっています。走行中には二酸化炭素を出さないので、走れば走っただけ、内燃機関エンジンとの二酸化炭素排出量は少なくなります。発電方法にもよるのですが、大体110000km走ると同等になるような報告でした。EV製造時には、多量の鉱物資源を必要としますが、その採掘~輸送~製品過程ではもっともっと多くの二酸化炭素を使用しているように感じます。しかもその際に引き起こす、水質汚染や土壌汚染などの環境問題もあります。さらに言えば、人権問題も。バッテリーに使用するコバルトの主要産地はコンゴ。これには児童労働の疑いがもたれていますし、モーターに使用するレアアース(ネオジム)は中国の内モンゴル自治区で主に生産されているのですが、同地では文化的ジェノサイドが起きています。

あまり二酸化炭素の削減のメリットのないEV、高額な費用をかけて変革する必要ななさそうです。EVについては、まずは環境問題や人権問題をクリアしたレアアースなどの鉱物資源の供給体制を確立することが先決だと考えますが、みなさんいかがでしょう?(ご意見等ありましたらskk1010jp@yahoo.co.jpまで、なんでもお寄せくださいね。)

ボルトアンドナッツの在庫一覧はカーセンサーからご覧いただけます!
TOP