車に乗ろう。
先日、おもしろい車が入庫しました。ケータハムのスーパー7。スーパー7(バーキン、フレイザー)には昔乗っていたんですが、久しぶりにみると当時のいろんな出来事が思い出されてきました。 たまの休日、朝早く目が覚めて天気を確認し、太陽が昇るずっと前の4時過ぎには車を走らせ山へ向かいます。エンジンをかけるのも今の車とは違って気を使います。低い車体のコクピットに足から体をすべるようにいれ、キーをさしイグニッションをオンにする。燃料ポンプの音が聞こえ、しばらくその音を聞きながら次にアクセルを3回踏みガソリンを送る。アクセルを半踏で、さらにキーを回し点火。初爆を待つ。その後小刻みにアクセルを踏みながら回転を安定させ、1~2分の間2千回転をキープ。水温系が動き出したら暖機終了。すぐに全開走行はせず、しばらくはゆっくり走らせ各オイルを温め循環させます。家を出て大通りに出る頃本調子になり、待望のドライブのスタートです。
朝早くから物好きだなとか、時間が勿体ないとか、いろいろ言われましたが、自分にとってはとっても大切な事でした。走りながら、音を感じ、周りの温度を感じ、匂いを感じ、360度広がる景色を見ながら、風を感じます。人間の五感をフルに使う。3時間も走りまだ8時ごろには帰り着くのですが、もうしっかり疲れています。しかし、これがまた心地がいいんです。人間にとっての心地よさとは、五感をできるだけ使わないように遮断することじゃないなと感じます。
車には、その人の生き方や考え方を変えるだけの魅力があるんですね。自分の生活に合った車、自分ののりたい車、何でも相談に乗りますので気軽にあそびに来てくださいね。